COVID-19 新型コロナウイルスに対して飲食店が打つことができる対策とは

本稿は新型コロナウイルス(COVID-19)に対する、主に飲食店側からみた衛生管理についての記事になります。いま予約キャンセルという逆風が吹いている飲食店に主体的にできることは? 各機関(厚生労働省、WHO(世界保健機構)、米国CDC(疾病予防管理センター)のガイドラインなどを元に、取り組むことのできる対策を考えてみたいと思います。

「うつらない、うつさない」姿勢の可視化

前提1 手指の徹底消毒とマスクの着用

何はともあれ手洗いです。厨房で調理に関わる方は言うまでもありませんが、今回の件で重要なのはサービススタッフ。大げさかもしれませんが、洗いたての皿やカトラリー以外のものに触れたら、常に手洗いするくらいのつもりでいたほうがいいと思います。トイレに出入りした後はもちろん、会計でお金を触った後などもていねいな手洗いを心がける。電話やスマホを触った後も手指を消毒してください。

マスクは「客に失礼」という抵抗感があるかもしれませんが、今回のウイルス騒動は少なくとも数か月には及びます。サービス従事者にはマスクが求められるようになり、むしろマスク姿に、客は安心感を覚えるようになるはずです。いつかマスクの必要ない日が来たら、そのときに最上の笑顔で接客すればいいのです。

画像

※厚生労働省のHPより

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/poster25b.pdf

前提2 新型コロナウイルスと衛生についての情報共有

戦いにもっとも必要なのは「情報」です。新型コロナについては、まず、その日の時点で最新の「裏付けのある事実」をスタッフ全員が共有することが必要です。特に接客にあたるサービススタッフは裏付けの取れた情報を頭に叩き込んでください。TwitterなどSNSの情報は必ず新聞報道やソースをたどってウラを取るよう心がけてください。SNSに流れる情報は玉石混交、「感情をゆさぶる」ような「わかりやすく」「言い切り型の情報」ほど、どこかに怪しさが漂っています。いま状況は毎日のように変わっています。次々上書きされる最新情報は、土台に正しい知識があってこそ活かすことができます。

厚生労働省の「新型コロナウイルスを防ぐには」はもちろん「新型コロナウイルス感染症について」あたりの全般的な知識も入れておきたいところです。