【新型コロナ】休業要請緩和で知っておきたい、飲食店における適切な感染防止対策とは?

新型コロナウイルス緊急事態宣言解除により、休業要請もほとんどの都道府県で緩和する動きが広まっている。しかし感染拡大防止への緊張感は緩められない。これから営業を再開する店舗、またすでに営業している店舗も従業員とお客様の安心・安全を確保するため必要な対策を取っていかなければいけない。今回は東京都発表「感染防止対策」より、飲食店が今すぐできる取り組み方法をまとめた。

感染防止対策、飲食店の対応はどうする?

店舗再開にはお客様・従業員の安全を確保し、お客様から安心して使っていただくために十分な感染防止策を検討する必要がある。

東京都では適切な感染防止対策として、「発熱者等の施設への 入場防止」、「3つの『密』(密閉・密集・密接) の防止」、「飛沫感染、接触感染の防止」「移動時における感染の防止」を挙げている。それぞれについて飲食店が対策できる取り組み例を紹介する。

1.発熱者等の施設への 入場防止

・従業員の検温・体調確認を行い、37.5度以上や体調不良の従業員の出勤を停止
・来訪者の検温・体調確認を行い、37.5度以上や体調不良の来訪者の入場を制限

まずは従業員の体調管理が必要だ。普段以上に従業員の体調に気を配り、毎日検温を徹底させるなどの対策をしたい。また店舗のホームページやSNSを通じて、「調理・接客時マスク・手袋着用しています」「従業員の検温を実施しています」「体調不良のお客様からのキャンセル料はいただきません」など店舗の感染防止策を発信するのも良いだろう。来店するお客様はもちろん、店外からテイクアウトやデリバリーの注文を受け付けている場合にも安心感が高まり、より利用されやすくなる。

2.3つの「密」 (密閉・密集・密接) の防止

・店舗利用者の入場制限、行列を作らないための工夫や列間隔の確保 (約2m間隔の確保)
・換気を行う(可能であれば2つの方向の窓を同時に開ける)
・密集する会議の中止(対面による会議を避け、電話会議やビデオ会議を利用)

店内の換気はもちろん、店舗内でお客様同士が密集してしまう場合は、座席の間隔を空けて座席案内するなど工夫が必要だ。人が密接しやすいレストラン、居酒屋などでは「感染拡大防止のためご案内するお客様の数に制限を設けております」など店頭に張り出し、1席空けて座席案内をするなどの例もある。

ラーメン店、ファストフードなど、レジや券売機による事前支払い式で運営を行っている店舗の場合、会計前に行列が出来てしまうことがある。床に待機場所の印となるテープを貼り、しっかり列間隔を確保するなどしてお客様をご案内するのも防止策のひとつだ。

3.飛沫感染、接触感染の防止

・ラッシュ対策(時差出勤、自家用車・自転車・徒歩等による出勤の推進)
・従業員数の出勤数の制限(テレワーク等による在宅勤務の実施等)
・出張の中止(電話会議やビデオ会議などを活用)、来訪者数の制限

系列店舗間での移動などをなるべく少なくするため、店舗から徒歩や自転車等で出勤できるようシフト調整を行うことによって、移動時における感染を防ぐことができる。また、在庫管理・発注などを遠隔でも行えるシステムを導入している場合は積極的に在宅で業務を行いたい。従業員同士の打ち合わせなどは、テレビ会議などで行えるようにコミュニケーション環境を整えておくと良いだろう。

自分の店から感染者を出さないために

どの飲食店も普段以上の注意が必要だ。思わぬところが感染源になる場合もあるため、対策をしっかり店舗全体に共有し徹底していきたい。また、DIG-INでは、コロナウイルスによって、売上へ打撃を受けている飲食事業者への支援金などの対策をまとめている。